【NPO法人 設立への思い】

日本では現在、1,000万台以上のバイクが様々な用途に活用されていますが、二輪という性質上、転倒等の事故による死亡や負傷が後を絶ちません。

平成22年の二輪車乗車中の死亡・負傷者数は警視庁が把握しているだけでも11万人を超えており、報告されていない事故を含めると負傷者は軽く100万人を突破すると言われています。

これから先も私達が二輪車のメリットを享受するためには、まず真っ先にそのような死亡者・負傷者の数を減らさなければなりません。「行ってきます」と家を出た家族が二度と帰ってこない、というような悲惨な事故を一件でも減らさなければなりません。
 
警察から発表されている二輪車乗車中の死亡事故類型別のトップは「単独転倒事故」で、地域や年度によって違いはありますが、実に全体の25〜40%を占めています。

つまり自分の技量を超えた運転をした時に事故が発生している訳ですから、言い換えれば運転に対する知識と技術があれば多くの事故が防げる事になります。特に高性能なスポーツバイクは練習なしには乗りこなせませんが、ほとんどの初心者はそれを知らず、免許が取れたら乗れるものと思っています。そして「単独転倒事故」以外の原因であっても、運転技術が確かであれば回避できる事故が少なくありません。

また練習やスポーツ走行を楽しめる場所と機会が非常に少ないため、一般道でそれらを行うのが当たり前という、ライダーにとって非常に不利な常識すら存在します。
 
これまでも警察や関係団体によるライダー死亡事故ゼロを目指した活動は行われてきましたが、それを達成するには私達ライダーの自発的な意識改革が必要です。

口頭での安全教育の重要性に異議を唱える人はいないと思いますが、現実問題として、ほとんどの人は実感がないうちは行動しません。バイクを深く知り、実感としてバイクの危険性を認識した時に初めて、安全な走り方や装備に関心を持ち、他車両や環境へ配慮しようと行動を始めます。
 
そこで私達は、一人でも多くの人にその実感を持ってもらう為、2006年より大小様々な練習走行会の運営を開始し、現在では年間60回以上開催しています。

そして参加される方々は、練習を積めば積むほど安全マージンが高くなるだけでなく、一般道で無理な運転をしなくなり、プロテクター等の装備を充実させるなど、安全への意識が高まってゆきます。
 
その経験から、今後も、国籍・年齢・性別を問わずバイクに乗る全ての人に対して、不安なく安全に運転できる技術と知識、そして精神を身に付ける為の練習走行会や安全意識啓発事業を行い、ライダー死亡・重大事故ゼロ及び負傷者の減少を目指してゆきます。

その為に、安定的な組織としての基盤を整え、広く情報を公開する事で多くの方々の支援を仰ぐ為に、特定非営利活動法人「ライダーズネット」を設立致しました。


【法人設立年月日】
2012年2月1日
2006年から法人設立まではキワミジャパンとしてオートバイ練習走行会を開催

【本拠の所在地】
神奈川県横浜市


【役員】
理事長   季和美 のり子
副理事長 西畑 衛
監事    田上 順子

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